銀行に属する内容です。情報として記載しております。
ご不明な点は各自でご確認ください。
アメリカの銀行について

アメリカ社会ではあまり現金を持ち歩かず、小さい物でもクレジットカードやチェックで支払いを済ませる事が多くあります。又、日本のような印鑑や口座の手帳はありません。月々の使用明細は郵送されてくるステートメント又はオンラインで確認できるようになっています。

銀行の選び方
銀行を選ぶ際は、なるべく大きな銀行の方が他の町や州に旅行した時でも、気軽にATMなどが見つけ易く(他行のATMを使用すると手数料が取られるため)便利です。また、アメリカの預金保険機構 (FDIC: Federal Deposit of Insurance Corporation) に加入している銀行を選ぶ方が良いと思われます。加入している銀行の預金は10万ドルを限度に保険の対象となります。
口座の開設

口座開設時には、パスポート(身分証明)、現在の住所を説明できるもの、SSN(社会保障番号)、そして入金するお金を持参します。殆どの場合においてSSN(社会保障番号) 又は、ITIN (納税者番号)が必要になります。銀行によってはSSNがなくても、長期滞在を証明できれば、口座を開けてくれる所もあります。(日本のように印鑑は要りません。また、預金通帳も発行されません。
口座の名義

個人名義 Sole Account
個人名義の口座はSole Account と呼ばれています。これは個人、一人用の口座です。日本の感覚では、この口座が当たり前ですが、妻帯者がいる場合にはおすすめしません。

共同名義 Joint Account
妻帯者がいる場合は、なるべく共同名義Joint Account を開設する事をおすすめします。これは、万が一、どちらかが亡くなった場合、残された者にも口座の権利を残す為です。テネシー州の場合、夫婦であっても遺書を残してない場合、又は共同名義になっていない場合には、死亡者名義の口座は州のものとなってしまいます。裁判所で手続きをしないと遺族は口座のお金を利用できなくなります。

未成年用口座 Minor Account
18歳未満の子供Minor用口座で、後見人Custodianが必要となります。保護者と共に共同名義で開設する子供用の口座、保護者が後見人となって子供の名義で開設する講座(成人するまで子供は使用できません)など銀行によって様々な種類があります。詳しくはご利用の銀行へお問い合わせください。
利子課税


銀行の預金に付く利子も Tax Return (確定申告) の対象となります。銀行から、税務局には社会保障番号を通じて、既に連絡が入っていますので、申告し忘れると税務局の審査で追徴課税の対象となります。毎年1月末日までに送られてくる利子計算書は、確定申告時に必要となりますので保管しておくようにして下さい。

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口座の種類

Checking Account 当座預金口座
アメリカで毎日の生活をする時に必要な口座です。通常、支払い専用の口座で、月々の光熱費などの支払いや、小切手の発行もこの口座から行われます。この預金口座には利子の付く口座と付かない口座があります。通常、口座手数料は無料の銀行が多い様ですが高利子の付く口座では一ヶ月の平均残高を定めている場合もあり、下回った場合には口座維持手数料が発生します。また、高齢者向けや学生向けの専用口座がある銀行もあります。(注:内容は銀行によって多少、異なります。詳しくはそれぞれの銀行にお問い合わせ下さい。)
 
Savings Account 貯蓄用普通口座
この口座は貯蓄用で利子が付く口座です。この口座にも数種類あり平均残高によって利率が異なる口座もあります。又、一ヶ月の引き落とし回数が決まっている場合が多い様です。(注:内容は銀行によって多少、異なります。詳しくはそれぞれの銀行にお問い合わせ下さい。)
 
CD 定期預金口座
普通預金口座や貯蓄用普通口座に比べて利率が高いのが特徴です。通常、何処の銀行でも期間は7日からあります。銀行によっては期間が10年という長期預金口座もあるようです。また、満期前に解約した場合、ペナルティーが発生する口座と、発生しない口座があります。このペナルティーが発生しない口座の場合は、預金最低金額が高額設定になっています。(注:内容は銀行によって多少、異なります。詳しくはそれぞれの銀行にお問い合わせ下さい。)
小切手(チェック)の種類

Personal Check パーソナルチェック
アメリカであまり現金を持ち歩かず、カードやチェックで支払いを済ませる事が多いです。殆どの場合、チェックの使用時に身分証明を求められます。また、他の州へ旅行した時などに、その州外で発行されたチェック以外は受け付けてもらえない場合が多くあります。受け取ったチェックの有効期限は通常6ヶ月ですが、早めに現金化するか口座へ入金することをお勧めします。受け取ったチェックを入金してから実際に口座にお金が入るのに、フロートと呼ばれる期間がかかります。これは、受け取ったチェックの取り立てを銀行間で行っている期間で、通常1日から2日です。
チェックに書かれている金額が口座になかった場合やサイン漏れをした場合などは、不渡りチェック(Return Item)とされ振り出し元に戻されます。この際、銀行間で取り立てにかかった費用などはチェックの受け取り側に負担となる為、お店などでは不渡りを出すと約$20~$30の請求が発生するのが通常です。
 
Cashier's Check キャッシャーズチェック
高額用のチェックです。自分の口座からではなく、銀行独自の口座でチェックを作ってもらう方法です。ですので、銀行が発行したチェックとなります。チェクが書かれた時点で個人口座にある金額(チェックと同額)が銀行に送金されます。銀行で作る事が出来ます。
 
Money order マネーオーダー
マネーオーダーはチェックを他州に郵送する場合に使用されたり、金額を保証するときに使用されます。通常、約$500までのチェックを作れます。銀行や郵便局などで作る事が出来ます。
 
Bank Certified check バンクサーティファイドチェック
銀行側がチェックに書かれている金額が口座にあることを確かめたあと、チェックに「Certified」または「accepted」のスタンプが押されます。これにより、チェックにかかれた金額はチェックが現金化されるまで口座に確保されるため、チェックの受取人がチェックを現金化するまで金額が保証されています。

パーソナルチェックの書き方

表面

チェックで支払いをする時の記入方法。

下の段の番号の説明
最初の9桁は送金時などに必要な銀行支店番号 (Routing Number)です。
次の10桁は口座番号 (Account Number) です。
一番右の番号はチェック番号(チェック右上と同じ番号)になります。


裏面

チェックを受け取り入金する時の記入法。

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銀行関係でよく使われる英語


APR:  年利
Balance: 残高
Bounced Check:  不渡り小切手
Cash: 現金 
Check: 小切手(チェック)
Deposit:  入金
Exchange: 両替え
Joint Account: 共同名義口座
Interest: 利子
PIN: 暗証番号
Saving: 貯蓄
Sole Account: 個人口座
Statement: 明細書・収支報告書
Transaction: 取引・取り扱い
Void Check: 無効小切手
Withdraw: 引き落とし・引き出し

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Japan-America Society of Tennessee

アドレス
P.O. Box 330003
Nashville, TN 37203
電話番号
(615)556-1928
テネシー日米協会
JPTNGuide

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