天候

テネシー州についてで説明している通り、テネシー州の気候は一年を通じて穏やかな気候で日本と同じように四季があります。地理的には日本の関東、中部の全域と近畿、中国地方の大半が同じ緯度圏に入っているので、気温の高低も日本のそれと似通っており、日本人には暮らしやすい気候です。
 
天候予報用語

Dew Point (露点温度) 
空気中の水分が、夜などに寒くなる事で霧に代わる温度。  露点温度が高い時は大気中の湿度が高く、低い時は空気が乾燥している。
 
Flurry(小雪)
急にパラパラと舞うように降って、突然止んでしまうような小雪
 
Freezing Rain
雨が凍結している路面や物に当たることで、表面が凍る状態。通常、車や歩行者が滑り易く危険な状態の時に出される予報。
 
Gust(突風)
突然 吹く継続時間の短い強風
 
Hail(雹・霰)
氷粒 
 
Humidity(湿気)
大気中に含まれる水蒸気の量や割合
 
Lightning(稲光・閃光)
嵐による放電
 
Severe Thunderstorm   
(ひどい嵐)竜巻や雹を起こす風速80キロを越す嵐
 
Thunderstorm (嵐)   
小範囲の嵐で、雷や稲光を伴う。
 
Warning(警報)        
レーダーなどの確認により、実際に発生している状態
 
Watch(注意報)         
発生しやすい状態が整っている状態
 
Wind Chill (体感温度)
人の肌が感じる温度。通常、風の強い時は体感温度が低い。
 

Knoxville
booked.net
Nashville
booked.net
Memphis
booked.net
 
竜巻
 
テネシー州では竜巻の季節があります。東部テネシーと西部テネシーでも竜巻は発生しますが、中部テネシーでの発生が多く平均発生数は一年間に16個です。

竜巻の発生しやすい月は、3月、4月、5月で1年間に起きる竜巻のうち、2/3がこの3ヶ月に集中しています。次に多いのは11月です。しかし、竜巻はテネシー州場合、1年中、起きる可能性があります。また、発生が最も多い時間帯は夕方の午後5時~5時59分です。統計ではと58%が14時~20時59分の間に起きており、この7時間に起きる事が一番多いようです。反対に朝の7時~9時59分までの間は、殆ど発生していない事がわかっています。

通常、竜巻はF-スケールと言う尺度で計測されます。中部テネシーで1830年から2020年までの間発生した500個の竜巻のうち、69%はF1、F2という比較的弱いものです。また、F2以下の竜巻は、直ぐに静まる傾向にあります。F3の竜巻は58個(17%)、F4は22個、そしてF5は1つとなっています。この900年間での竜巻による死亡者は500名を超え、そのうちの86%はF3以上の竜巻によるものです。


F-スケール(藤田スケール)
 


 
Japan-America Society of Tennessee

アドレス
P.O. Box 330003
Nashville, TN 37203
電話番号
(615)556-1928
テネシー日米協会
JPTNGuide